ターミネーター2

懐かしい映画について書きます。

 

昔はテレビで毎年放送されていたので、子供時代から大好きな映画です。

 

ストーリー

未来で反乱軍のリーダーとなっているジョンを消すため、新型のターミネーターが過去に送り込まれる。

反乱軍はジョンを守るため、捕らえていた旧型ターミネーターをジョンを守るようプログラムして過去に送り込む。

新型ターミネーター(以下T1000)にジョンが襲われているところを旧型ターミネーター(以下T800)が阻止。

ジョンを連れて逃亡。

 

ジョンは母にも危害が及ぶことを恐れT800とともに母のもとへ。

しかしすでにT1000が襲いかかっており、命からがら母を救い出し3人で逃亡。

 

母サラは未来の核戦争を引き起こす根源となるスカイネットを現代で潰すため、スカイネットの開発者を単独で殺しにいく。

 

ジョンはこれを止めるためT800と共に開発者ダイソンの家へ。

殺そうとしていたサラを止め、ダイソンが作っているプログラムそのものを壊すことで意見が一致する。

 

プログラムの破壊に成功するもののT1000の追従を受けながら化学工場へ到達する。

 

T800とT1000が直接対決するもT800は敗北。

ジョンがT1000に追い詰められる。

サラがショットガンでT1000を溶鉱炉に追い詰めるも弾がなくなり、手立てがなくなる。

しかし、満身創痍のT800がグレネードランチャーを片手に駆け付ける。

グレネードを打ち込まれたT1000は溶鉱炉に沈む。

 

最後にT800は自らを破壊する必要性があることを語り、溶鉱炉に沈む。 

 

 

感想

この映画で心を打たれた所を分類すると、シュワちゃんのショットガンさばきなどのアクション・ジョンとT800の親子のような友達のような絆、機械ながら人間を理解していくT800の成長・テンポのいいストーリーの展開と舞台の変遷

以上が主な点だと思いました。

 

子供時代、冒頭から息つく間もないアクションとストーリーの展開に2時間がとてつもなく長く感じられました。

大人になった今振り返っても、ここまで密度の濃い映画はなかなかなかったと感じます。

 

また、ジョンとT800の何気ないやり取りに見える会話が終盤での決めゼリフになっていたり、T800の成長に感情移入できるようになっていたりと伏線が見事です。

T800が溶鉱炉に沈むシーンでは、ジョン・サラ・T800のそれぞれの成長を感じることができ、家族愛のテーマ性も感じる作品になっています。

 

アクション・家族愛・想像を掻き立てるSF設定、様々な要素を見事にまとめている作品だと思います。

 

最新作ではジェームズキャメロン氏がこの作品以来のターミネーターシリーズの監督ということで期待が高まります。

 

いつか映画館でこの作品を観ることができたらと思います。